スクールライフ

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キャリア教育

投稿日2024/8/1

 7月18日、19日に高校1・2年生がキャリア教育を受けました。今回のキャリア教育では、それぞれ18日は事前学習を行い、19日には実際に企業の方をお招きして講義を受けました。

〇1年生
 将来、自分がどのような社会人になっているか、どのような分野で活躍しているかのビジョンを思い描くのは、急には難しいものがあります。そこで、生徒の職業観を育成し、進路について明確化させることを目的に、JTBの「CASプログラム」を実施しました。「CASプログラム」はアクティブラーニング型のキャリア教育で、様々な分野で活躍されている方々とのパネルディスカッションを通し、生徒一人一人の考え方を深めていけるものとなっています。

 このプログラム実施に当たり、18日は事前学習として自己分析を行いました。そして、19日には様々な分野で活躍されている社会人の方をお招きし、「働く」とはどのようなことなのか、働く上で何が大切なのかをクラスごとに聞いていきました。自己分析や社会人の方との対話を通して、「キャリアの軸」を明確にしていき、今後、自分が何を学ぶべきなのかを考えていく機会になったのではないかと思います。

〇2年生
 世の中には様々な課題があり、各企業は日々の業務の中、それらの課題解決のために様々な活動に取り組んでいます。その課題のなかには答えのないものも存在しています。そして、一人一人の人生でも答えのない課題と向き合う時間が何度もやって来ます。そこで、高校2年生はマイナビの「Locusプログラム」に取り組みました。「Locusプログラム」は、定まった答えのない課題を企業の方と共に考える探究型のプログラムとなっています。

 18日は企業の方と共に課題を考えていくにあたり、キャリア係の生徒の指示のもと、班ごとにワークに取り組み、企業同士にどのようなつながりがあるのかを学んでいきました。そして、19日には企業で働かれている方の講義を受け、その職業では何をしているのか、どのように社会に貢献しているのかなどを学んだあと、どうすれば様々な課題を解決できるのかという答えのない問題について班ごとに議論を交わしました。なかには、セブン-イレブンの実際の商品開発を考えてみるというグループワークが行われたクラスもありました。企業の方やクラスメイトと共に主体的に課題解決策を考えていくことで、自身の将来について探究していくきっかけになったことと思います。


 

 両学年ともメモをとりながら真剣に話を聞いている生徒が多く、自身の進路を考える貴重な機会となりました。今回のキャリア教育で得た知見や学んだことを胸に、自身の将来像に思いを馳せながら二学期も様々な活動に取り組んでいきましょう!