横浜高校は下記の海外の学校と提携しています。
ニュージーランド(オークランド) | 種類 | 備考(調印時期) |
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Kelston Boys High School | 公立高校(男子校) | 兄弟提携校(2007年7月) |
Green Bay High School | 公立高校(共学校) | 友好提携校(2015年7月) |
Rutherford College | 公立高校(共学校) | 友好提携校(2015年7月) |
Selwyn College | 公立高校(共学校) | 友好提携校(2015年7月) |
Westlake Boys High School | 公立高校(男子校) | 友好提携校(2015年7月) |
Western Springs College | 公立高校(共学校) | 友好提携校(2015年7月) |
EDENZ College | 私立語学学校 | 友好提携校(2015年7月) |
New Zealand Language Centres | 私立語学学校 | 留学準備協力校 |
米国(カリフォルニア) | 種類 | 備考(調印時期) |
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Merced College | 州立大学(2年制) | (2018年9月) |
MiraCosta College | 州立大学(2年制/4年制) | (2018年9月) |
National University | 私立大学(4年制) | (2018年12月) |
California State University, Fresno | 州立大学(4年制) | (2019年1月) |
海外と高校・大学との提携により、横浜高校ではさまざまなグローバル・プログラムが選べます。
あなたならどのプログラムを選びますか。
米国の大学に留学する場合、一般的には渡航して大学併設の準備コースに入り、基準点をクリアした時点で入学が許可されます。たいていの場合、英検準1級~1級レベルに相当する各種留学検定試験(TOEFL、IELTSなど)を利用するため、基準に達するのに半年あるいは1年以上かかることがあります。それに対して、(A)プログラムに参加した本校卒業生は英検2級レベルで合格を保障(ただし入学前に8週間の準備講座の受講が必須)し、正規に入学できます。
一般的な米国4年生大学の学費は$35,000/年(約360万円)程度。さらに滞在費等を含めると年間で450万円以上かかります。これでは経済的に困難ですが、上記の提携大学の場合、学費は$7,000/年(約80万円、2018年度実績)、滞在は原則ホームステイで費用は100万円/年程度。この額は下宿をしながら通う日本の私立大学の場合とほぼ同じです。現実的な費用で留学できます。
上記大学は1クラス25名程度の少人数制。入学当初はやはり語学力のレベル不足は否めませんが、上級生による下級生へのチューター制度や日本人スタッフ(学内に常駐)による定期的カウンセリングにより学習状況は随時チェックされています。
上記大学は文系・理系あわせて約70学科から進学先を選ぶことができます。2年間で卒業して準学士を取得後、米国4年制大学3年次に編入、帰国して日本の大学の3年次に編入(現在複数の大学と交渉中)、あるいは米国で就労ビザを取得して合法的に就労、と様々な選択肢があります。
※Mira Costa Collegeでテクノロジー学部は4年制カリキュラムがあり、編入を考えなくても4年間ずっと格安の学費で留学を続け、学位を取得することもできます。また学部を問わず一定のGPAがあれば学費減額制度を利用したCA州の私立大学もあります。(4月に打ち合わせ済。)
あるデータによると、留学経験者に「留学中に一番身についたは思う力」をたずねたところ、「語学力」という回答は驚いたことに30%以下だったそうです。
彼らが一番身についたと感じた回答は「自己解決能力」でした。留学中はさまざまな問題に直面することでしょう。そのひとつひとつに「自分で何とかしなければならなかった」という経験が、彼らに自己解決能力を身につけさせたと考えられます。そしてその自己解決能力を留学経験者の回答から大別すると、概ね以下の3つの力が浮かび上がってきました。
グローバル社会が到来し、企業が求めるグローバル人財は、語学力だけでなく、問題解決能力とコミュニケーション能力を持つ人財です。若いうちに何を学び、どんな力を身につけなければならないのか。横浜高校はこれからも生徒たちの「生きる力」を育てていきます。
キャリア教育の目的は、「各個人の有する能力を伸ばしつつ、社会において主体的に生きる基礎を培うこと」にあります。また、社会に出て活躍できるため、社会人として職業についての基礎的な知識と技能を身につけ、 勤労を重んずる態度及び個性に応じて将来の進路を選択する能力を養う必要があります。
高校生という時期を考えると、卒業後の進学や就職も控え、自分の未来について現実的な対応や検討を行い、具体的な選択・決定が求められる時期です。更には、生き方を模索し、変化の大きな今日の社会で「社会人として自立し」、どう生きていくかという課題に出会う時期でもあります。
そこで日々の学校生活の中で、高校生として知識や技能を高めると共に、良好な友人関係を築き、様々な体験やガイダンスを重ねて行きます。その上で、自分自身について理解し、卒業後の進路について具体的な計画を立て、前向きに取り組み、より良い「未来を開ける」ようにキャリア教育を進めています。
2年次からの文理選択を控え、一つの見方として自分の特性について考えるきっかけとします。
仕事とは、働くことの目的とはなどといったテーマについて社会人を迎えて直接お話しいただきます。
進学・就職、高校卒業後にはどんな進路があるのかを知り、自分はどの進路を目指すのかを考えさせます。
職場を訪問し職場の緊張感や雰囲気を体感します。社会人の生活の一端を垣間見ます。
本校卒業生をお招きし、高校時代を振り返りながら今何をすべきか、考えるべきかを伺います。
進学希望者・就職希望者ごとにガイダンスを行い、進路についてより具体的に考えます。
このようなプログラムや日々の活動を通して、社会の一員になることの自覚をも持たせ、さらには期待に応えながら充実した人間関係を築いていくことも求めています。
横浜高校の学習活動
プレミアコースの全教室にプロジェクターが整備され、常に映像や動画を使った視覚的な授業展開ができます。またWi-Fi環境も整備し、インターネットを活用して検索や調べ学習を手軽に行うことができます。生徒たちの主体的な学びをバックアップします。
そしてメインとなるのは駿台予備校による「駿台サテネット21」です。
※プレミアコースの入学生は、タブレットまたはスマートフォンをご用意ください。
高校生の放課後の活動はさまざまです。学内の部活動に参加する生徒、学外の活動に参加する生徒、自分の時間を大切にする生徒、などなど。さまざまな活動をしながら学習もしっかり積めるように放課後の学習教材としてe-ラーニングを導入します。プレミアコースの生徒は全員、アドバンス・アクティブ・一貫コースの生徒は希望する生徒が学内で「駿台サテネット21」を使って学習できます。これは通常の個人申込みとは違い、かなり安価な金額設定となりますので、詳しくは学校までお問い合わせください。学習室は夜7時まで利用できますので、部活動が終わってからでも学校内で利用できます。もちろん自宅で学習することも可能です。Wi-Fi環境があれば、通信量を気にすることなく学習できます。
プレミアコースの専用学習室には「学習サポーター」と「チューター」を配置します。「学習サポーター」は学習計画や進路相談などのアドバイスや個人面談も行い、日々の学習の進捗状況を確認します。また、「チューター」は映像授業での質問に答えたり、学習方法のアドバイスをしたりします。
横浜高校の進路指導はチームプレイ。学級担任や教科担当者が生徒の志望や適性を把握し、進学指導部が情報を提供。多様化・複雑化する進路を生徒たちが迷うことなく進めるよう的確に指導します。
英語の4技能(読む、書く、話す、聞く)の修得は今後ますます重要になっていくことでしょう。そこで2020年度より、アドバンスコース入学生は、2年次から主に英検準2級に達し、希望した生徒を対象として、「外国人講師と日本人教員のチーム・ティーチング」を行います。定員を満たさなかった場合、英検3級取得者+英語総合成績上位者から定員までを希望者から選抜します。1年次にはしっかりと基礎を固め、2年次、3年次には実践力を身につける単なる「英会話」の授業とは異なり、英語での実践的な授業です。
アドバンスコースの授業では生徒が主体的に学ぶ形態、いわゆるアクティブラーニングを取り入れます。先生から一方的に生徒に投げかけるのではなく、生徒から先生へまた生徒へと自分の考えや意見を伝えられる、そんな授業を実践します。