横須賀のイトマンに所属している鈴木海渡君。
名前の「海渡」は海を渡り、国際的な活躍ができる人に成って欲しいとのご両親の思いが込められているそうです。
「水に強くなって、自らの命を守れるように」
お母様が4才の海渡君をスイミングアカデミーに通わせたことがきっかけで始めた水泳は、小学生から選手として練習を積んでいます。
タイムが伸びるとさらにもっと上へと頑張りたくなるという海渡君。
現在はイトマンに所属し、試合前の合宿などの追い込みでは、7,000m~8,000mは泳ぎ込み、疲れを残さないよう気をつけてレースに挑むそうです。
急激にタイムを伸ばしている選手に対しては「なぜタイム伸ばせているのか」を知りたくなり、良い面は取り入れて参考にしているそうです。
反対にいいタイムを常に出していた選手でも生活面が崩れるとタイムも出なくなり、水泳から離れれていく様子もたくさん見てきたと話す海渡君。
好きな水泳で結果を出すために、日々の生活面はとても大切だと気づいてからは自分自身の生活を整えることを心がけているそうです。
一番力がつくというのは格上選手と競う練習。「絶対負けたくない」という気持ちが結果に結びつくことを確信しているそうです。
お母様は献立にアスリート食を取り入れて、応援してくださっているそうで水泳を思い切りできる環境にとても感謝していると話してくれました。
先日の合宿では100m背泳ぎで自己ベストを出すことができた海渡君。
全国レベルのタイムに少しでも近づけるよう大会までの準備をしっかり整えます。
撮影は学校のプールで。
水泳部の高校生にも一貫コースの先輩もいて、急な撮影でしたが快く迎え入れてくれました。力が抜けた綺麗なフォームで泳ぐ様子に部員達も「すごいなー」とプールサイドで見守っていました。
学校のプールで会う機会がないので、撮影の最後に皆で記念撮影。
「がんばれよ」と皆が笑顔で海渡君に声をかけていました。
第54回全国中学校水泳競技大会は高知県で開催。8月21日~23日
高知市東部総合運動場屋内競技場「くろしおアリーナ」で行われます。
がんばれ!鈴木海渡
君!