スクールライフ

キャリア教育「差がつく! 金融教育プログラム」

投稿日2024/3/19

3月14日と15日に第一学年、第二学年を対象にキャリア教育の一環として「差がつく! 金融教育プリグラム」を行いました。

社会状況は日々目まぐるしく変化しています。そのような状況だからこそ、社会を生き抜くために必要なお金や投資の知識、人生とお金の関わりについて高校生のうちから学んでおく必要があります。そこで、今回のキャリア教育では外部の講師の方をお招きし、ゲームや講義等を通してお金について考えていきました。

 

第二学年は14日に事前学習「My Life Design『30代までのライフデザイン』」を各クラスで行いました。この事前学習は、生徒ひとりひとりが自分の能力や希望する職業、生活レベルを踏まえて、自分が将来望むキャリアスタイルやライフスタイルを、ワークシートを通して考えるというものです。

 

そして、ワークシートの後半では、それらの前半で考えたことを踏まえて40歳までのライフデザインを生徒一人一人が考え、それに伴ってどれくらいの収入と支出が必要か、必要な貯蓄金額はどのくらいかなどを考えました。自分が理想とする人生を歩むために、一生涯でどのくらいのお金が必要かについてしっかりと向き合う大変貴重な機会となりました。

 

第一学年は14日の前半に「ライフプランゲーム」を各クラスで行いました。このゲームは、人生を歩んでいく上でどのようなお金の使い方を選択するか、そして、その選択がどのように資産形成に影響を与えるかなどを、カードゲームを通して学ぶものです。

大学進学や結婚、マイホームやマイカーの購入など、人生の大きなお金を使う局面でどのような選択するかをグループごとに考え、資産形成の仕方などを学ぶ良い機会となりました。

そして、後半は体育館に移動をして「お金と人生の授業」という全体講義を受けました。この講義では、利息や金利、リボルビング払いなどのお金に関する知識を学び、それらを踏まえて投資の仕組みやお金を借りる際の考え方や注意点などを学びました。

 

生徒は事前に配られたワークシートに大事な点や新たに学んだ知識をメモしながら一生懸命受講していました。

そして、15日は、第二学年はカードゲームと全体講義の受講、第一学年は事後学習を行いました。

今回のキャリア教育を通じて、生徒は普段の授業では考える機会の少ない人生とお金について、自分事として捉えながら学び、考えていきました。こういった経験は普段の授業と同じくらい生きる上で大切なことです。横浜高校の生徒にはこの経験を生かしてそれぞれの将来で実りのあるキャリアプランを実現していって欲しいです。