今回は2023年12月14日から12月19日に行われた校外学習(修学旅行)の様子をご紹介します!
今年度の校外学習は新型コロナウィルスの影響も落ち着いたことにより横浜高校初となる海外コースも実施することができました。海外コースはシドニーコース(A日程、B日程と日程を2つに分かれて実施。行程内容は同じ)とマレーシアコースの2種類があり、今回はこの2コースの様子を生徒の感想を交えながら紹介していきます!
シドニーコース(A日程)
シドニーコースA日程は14日の夕方に羽田空港を出発して約10時間のフライトを経て、15日の早朝の6時20分(シドニー時間)にシドニー空港に到着しました。その後バスでミセスマッコリーポイントに移動し世界遺産であるオペラハウスを見学しました。
次にボンダイビーチに行き、12月の日本では感じられない夏日和を楽しみました。その後、オーストラリアの定番料理であるフィッシュアンドチップスを食べ、歴史的な路地であるロックスの街並みを班ごとに散策しました。シドニーに到着してから初めての班ごとに街での自由時間となったこの時間について、行動班班長の1人であるT.Tさんは「言葉が通じないので班員と協力しようという気持ちが強くなり、より仲良くなれました。お互いに助けてもらうことが多く、班で協力して行動できました。」と話してくれました。ホテルにチェックインをしてシドニーでの1日目を終えました。
シドニー2日目は、午前にブルーマウンテンズ国立公園に行き、スリーシスターズを観光しました。そして午後はフェアデールワイルドライフパークという動物園に行き、カンガルーなどオーストラリアならではの動物に餌やりをするなどをして各々動物との触れ合いを楽しみました。その後はシドニーデューティーフリーというお店に行き、シドニーでしか買えないお土産などを買ってショッピングを楽しみ、シドニー2日目は終了しました。
シドニー3日目はB and S プログラムに参加をしました。このプログラムは各班に現地の大学生が1人ずつ付き、シドニーの街を6時間ほど案内してもらうというプログラムです。
現地の大学生に街を案内してもらっている時についてプログラムに参加したT.Tさんは、「文化が理解できていないから失礼がないか不安でしたが、アットホームな方が多く安心しました。シドニーの街の店員さんなどもフランクで愛想が良く過ごしやすかったです。そして、大学生を介して街で様々な方とコミュニケーションが取れたのでとても良い経験になりました。」と話してくれました。
街を案内してもらってホテルに帰ってきた際には、対面の時は緊張感した面持ちだった生徒も現地の大学生と打ち解けて和気藹々としながらも解散を惜しんでいる姿も見受けられました。
シドニー4日目は朝5時40分に朝食をとりホテルを出発してシドニー空港へ移動をしました。そして飛行機に搭乗して10時間のフライトを経て日本に帰国しました。
マレーシアコース
初日は飛行機でマレーシアの首都クアラルンプールに移動しました。
2日目は午前中に王宮や独立記念広場などのクアラルンプール市内を観光し、午後はヒンドゥー教の聖地バツー洞窟に入るためにカラフルな272段もの階段を登り、マレーシアの伝統的な蝋染めであるバティックの体験をし、それぞれがおもいおもいの絵を描きました。
3日目は世界遺産でもあるマレーシア南部の港湾都市マラッカへ行きました。ここはマラッカ海峡を東西貿易の要衝として大きな富を築き、16世紀に入ると、ポルトガル、オランダ、イギリスによる植民地支配が続いたため、西洋と東洋の文化が混ざり合う、多様性に満ちた町でした。マレーシアコースに参加したT.Mさんは「マレーシアの街並みは原色がはっきりしていて鮮やかで、歩いているだけでも楽しい街並みだった。」と話してくれました。
4日目はクアラルンプールのシンボルでもあるペトロナスツインタワーを見て、イスラーム教の寺院でもあるモスクへ入りました。モスク入場時は、女性は肌の露出等がNGなため、女子生徒は貸し出しのローブを羽織って見学しました。その場を流れる神聖な雰囲気、空気感に生徒達は息を呑んでいました。
マレーシアコースに参加したY.Nさんは「写真の時に撮っていいポーズが限定されていたり、街で行われていた結婚式がとてもしんみりとしたものであったりと、宗教からくる日本との文化の違いを肌で感じた3日間でした。」と話してくれました。
その後深夜便で日本へ帰国し、全行程を終了しました。
以上、校外学習海外コースの紹介でした!