12月18日(月)によこすか芸術劇場で映画鑑賞教室が行われました。
この行事は生徒一人ひとりの生き方に刺激を与えたいという思いから始まったもので、今年度は中学生と高校一年生の生徒が『テノール! 人生はハーモニー』(クロード・ジディ・Jr.監督)を鑑賞しました。
内容は、その日暮らしをするラッパーの主人公が、オペラ教師と出会うことによって人生が変わっていくといったもの。
紆余曲折を経て変化していく主人公の生き様を描いたストーリーはさることながら、劇中には『ある晴れた日に』『誰も寝てはならぬ』といった名曲オペラの数々が登場し、それらの歌唱に生徒は息をのんでいました。
特にラストシーンでの主人公の歌声には感動を覚えたようで、エンドロールが流れると会場には自然と大きな拍手が鳴り響いていました。
この作品の主人公が一つの出会いによって人生を変えたように、生徒一人ひとりにとってこの映画との出会いが今後の人生のなかで思い出深いものとなることを願っています。