10月19、20日に高校3年生プレミアコースの生徒が河合塾第3回全統記述模試を受験しました。この模試では本格的な記述・論述式問題が出題され、国公立大二次試験や難関私立大入試に対応する実戦力・総合力を受験直前期の前に確認することができます。当日は受験本番を見据えながら、これまで以上に集中して問題に取り組む様子が見られました。
また、模試について、プレミアコース3年生の担任で進学推進部長の福田先生にインタビューしました。
Q.今回の模試は高校3年生にとってどのような意義のあるものでしょうか。
今回は受験前最後の記述式模試でした。志望校合格を掴める可能性がどれだけあるのかを知り、出願校の最終決定をする上で非常に重要になってきます。また、これまでに習った全範囲から問題が出題されるため、夏休みの努力の結果と今の真の実力が問われる模試でもあります。弱点や知識の抜けが見つかりやすいので、今回の結果を受け、残りの期間で弱点の補強を行うことになります。今までの試験結果とはまた違う意味合いになりますので、生徒は緊張感を持って臨めたのではないかと思います。
Q.プレミアコースの生徒に限らず、横浜高校の生徒に対して、どのような姿勢で模試に臨んでほしいと考えていますか。
定期テストで得点できるのは当たり前で、模試でいかに得点できるかを軸に考えてほしいと思っています。進路を見据え、高校の先に進むためという気持ちで授業や補習に臨んでほしいですね。特に勉強に対して苦手意識のある生徒や後ろ向きな生徒は、基礎を固め、得点できる問題で確実に得点することを心がけてください。多くの生徒が受験するベネッセの模試は、得点の全国平均が約35点と決して高い数値ではありません。数学であれば大問1の小問集合で20点分あるので、あとは解ける問題を解くだけで平均は超えられます。偏差値50を基礎とし、得意な教科は60を目指して取り組んでほしいです。
よく「本番は練習のように、練習は本番のように取り組む」と言いますが、まさにその通りです。入試本番のように毎回の模試を受け、その結果から具体的な反省をして次に繋げてください。
今回の模試はプレミアコースの3年生のみの受験でしたが、来月は他の学年・コースでも模試が行われます。文化祭を楽しんだ後は、模試を意識して勉強に取り組んでいきましょう。