「俺がやる」
野球部のメンバー一人一人がその言葉を胸に臨んだ夏の高校野球神奈川県大会では、準決勝と決勝で全校応援を行いました。
今年度より声出しが可能となり、野球部の日頃の努力を支えようと2200人の全校生徒が心を合わせ、横浜スタジアムに大声援を送りました。
野球部の素晴らしいプレーの一つ一つに大きな歓声が上がり、得点が入った時にはスタンドにも笑顔が満ちていきました。
そして、準決勝は12得点という大勝利!
勝利の瞬間にはひときわ大きな歓声が上がり、喜びを分かち合う生徒の姿がスタジアムの至るところで見られました。
3連覇への期待はいっそう高まり、ついに迎えた決勝戦。
当日はかなりの高い気温となりましたが、野球部に勝ってほしいという熱い思いが、それをものともしない大声援を送り続けます。
8回裏が終了した時点で2点のリード。勝利まであと一歩という状況のなか、相手チームの慶應義塾高校も負けてはいませんでした。土壇場で3ランホームランを打たれ、逆転を許してしまいます。
しかし、横浜高校も最後まで諦めません。
昨年の神奈川県大会決勝では、9回で得点を決め、優勝を飾りました。
全校生徒の脳裏にその様子は鮮明に刻まれていて、逆転勝利を願ってこれまで以上に大きな声援を送ります。
バッターボックスに立つ選手の名前を大きく叫び、その奮闘を最後まで後押ししようとする横浜高校の応援団。
しかし、勝利の女神が微笑んだのは相手チームの慶應義塾高校でした。
敗北の悔しさに、スタンドにも涙を流す生徒が一人、また一人と増えていきました。
今回の夏の大会は、惜しくも優勝を逃す結果となってしまいましたが、これまで流してきた汗と涙は無駄にはなりません。
これから先も長く続く人生のなかで、大きな糧になっていくことでしょう。
3年生はこの大会で引退となりますが、今後の大きな飛躍を横浜高校一同強く願っています。
3年間本当にお疲れ様でした。
そして、次は秋の県大会です。
1年生・2年生がさらなる成長を遂げ、優勝を飾ることを応援しています。
ファイト横高!
今回の夏の大会の記録は、下記マルチメディア班のページからご覧いただけます。
試合中の選手の様子など、併せてご覧ください。
第105回 全国高等学校野球選手権記念大会 神奈川大会 – 横浜高等学校マルチメディア班 (yokohama-jsh.ac.jp)