
カナダ研修
7月27日(水)カナダ海外研修8日目
今日はESLはお休み。午前中からバスでダンカン、シュメイナスへ観光に出かけた。
ダンカンはトーテムポールとカウチン族で有名な町。確かにいたるところにトーテムポールが立っている。その表情はどれ一つ同じものがなく神秘的だ。
ダンカンのビジターセンターでは係員の方からそれぞれのトーテムポールの歴史や意味について話を伺った。もちろんすべて英語での説明だったが、中にはだいたいのことが理解できている研修生もいて頼もしくも感じた。部族に伝わる民俗舞踊を見たときは一同圧倒されたが、こういった文化に触れることも大切な勉強になる。
その後、ダンカンを出てシュメイナスへ向かう。途中、猛禽類センターに立ち寄った。ここでは様々なワシやタカが飼育されていて、有名な白頭ワシもいた。近くで見ると鋭い目つきに少し腰が引ける。これらの鳥たちが観客の前を飛んで、デモンストレーションを見せてくれた。飼いならされているとはいえ、自由に飛べる状態でのデモンストレーションは迫力があった。
シュメイナスは建物の壁に描かれた壁画で有名な街である。かつては林業で栄えた町であったようだが、今では壁画の町として観光に力を入れているそうだ。壁画の大きなものでは縦4m横15mほどあり、林業の盛んだったころの絵や、先住民族の絵など歴史を物語るものが多く描かれている。
研修生たちは「5つ以上の壁画の写真を撮って再集合。」という指示を受け4人のグループに分かれこの町を散策した。壁画は町のいたるところにあるため、ミッションはすぐに完了。研修生たちはすぐにアイスクリームショップへ。店員から「日本人はバスでアイスクリームを買いに来たのか?」とジョークを飛ばされた。